製造元の商品説明
1926は繊細なバランスを追求するKUNITACHI BREWERYの代表的なビールです。ホップと酵母の香りによるレモンやほのかな白ぶどう、青りんご様の柔らかな果実味と余韻に主張し過ぎない麦芽のニュアンスが感じられます。IPAのような突き抜けて尖った個性ではなく、全体の調和の中でドリンカビリティと飽きのこない繊細なひねりを表現することを目指しています。
このビールの名前「1926」は旧国立駅舎の竣工年に由来しています。赤い三角屋根の国立駅舎は1926年に生まれ一度解体されましたが、無くなることを惜しんだ沢山の市民の声によって2020年に復元されました。
また、国立市は南側の古い地域と北側の新しい地域が並立している2つの顔を持つ街でもあります。
ケルシュスタイルは上面発酵的な華やかさと下面発酵的な飲み心地という2つの顔を持ち、伝統的でありながら、ある意味では新しさを見出す余白があることから好奇心旺盛なアメリカの醸造士たちにも人気が高いスタイルです。
こうした国立とケルシュスタイルの類似性に想いを寄せ、イメージを膨らませて生み出したビールが1926です。くにぶるが掲げるテーマ「古いは新しい」をかたちにした代表的ビール、くにぶるの顔的ビール1926。沢山の人に親しんでいただければ嬉しいです。
アルコール度:%
容量:mL
引用元:
製造元情報
東京都国立市に醸造を構えるKUNITACHI BREWERY。くにぶる醸造長は静岡市のブルワリー『AOI BREWING』で3年間醸造士として働き、1年間は醸造長を務めた後、国立駅舎が再築され新しく生まれ変わった2020年に国立へ再び戻り醸造を始めたそうです。
メッセージ
古代から現代へと連続する時の流れの中で、果敢な挑戦や冒険こそが人の“文化”を築いてきました。
くにぶるは、一度に1,000Lのビールを醸造できる大型設備と、200Lのビールを醸造できる小型設備をそれぞれ備える、ClassicalなスタイルとExperimentalなシリーズに挑戦できるブルワリー。半永久的にビールをつくり続けることができる設備や環境を整えています。醸造家や多様な分野における職人や匠とのコラボレーションを重ね、「ビール文化」を次世代へ繋いでいくことを目指して、未来の醸造家たちの挑戦と冒険を讃えていきます。
時代の移ろいとともに捉え直され、脈々と受け継がれていく音楽のように。 ビールが一つの文化として続いていくよう、くにぶるでは「古いは新しい」を醸造哲学に掲げ、伝統的なビアスタイルに敬意を表し、探求を重ねるとともに、日本独自のビアスタイルの創造にも取り組んでいます。 そして、あらゆるシーンや思い出の中に流れる音楽のように、作り手や飲み手の数だけ好みや世界観があり、飲める時も飲めない時も楽しめる(TO BEER OR NOT TO BEER)、インスピレーションが掻き立てられるものづくリを続けていきます。
製造元:
BEERテイスト
味覚のレベル 1:感じない 2:少し感じる 3:普通 4:他より感じる 5:強く感じる
醸造士がケルシュを重んじるように、伝統的なケルシュの味がしました。ケルシュがよく飲まれる地域では、わんこ蕎麦のように何倍も繰り返し飲むビールとして愛されているようです。とてもライトな感じでどんな料理とも相性がいいと感じました。繰り返し飲み続けても飽きない味です。1926はビールの味をメインとしながら後味でほんのり果実味を感じさせることにより重くないビールの印象を与えていると思います。麦芽の上品な香りの中にほんのりフルーツを感じる、そんな一品です。